8月全校朝会(前期後半開始日)
谷っこのみなさんおはようございます。
久しぶりの学校、教室、友達、先生はいかがですか。
がんばろうという元気が出てきたならうれしいです。
みなさんの、元気な姿、声が学校に戻ってきて、学校は元気が戻りました。うれしいです。
さて、夏休みに入る前、前期前半の最後の日の全校朝会で、私は命の話をしました。覚えていますか?
その時、みなさんに宿題を出しました。
「自分の命を大切にして夏休みを元気に安全に過ごすこと。」
今日、元気に登校して、今私の話を聞いている皆さんはは、私の宿題をしっかり実行できた人たちですね。
たいへんよくできました。学校が始まってからも続けましょう。
この夏休み、きっと一人一人、いろいろな体験をして、思い出ができたことでしょう。その中で、多く学んだこともあったことでしょう。
私も、夏休みの思い出を通して、たくさん学べたことがあります。
そのひとつが、「オリンピック」です。オリンピックは4年に一度開かれる、世界的なスポーツのお祭りです。
毎回、世界のさまざまな国で開催されます。4年前は、日本の東京で開催されました。今年は、フランスのパリで開催されました。
〇スポーツを通して、「心と体をきたえよう」
〇「世界のいろいろな人と交流しよう」
〇「平和な社会を築いていこう」
という思いが込められているそうです。
今年も、いろいろなスポーツの競技が繰り広げられました。競技なので、勝ち負けがあります。勝って喜ぶ人、負けて悔しがる人がいました。
そんなオリンピックを通して、私は特に次の三つのことを素晴らしいと思いました。
一つ目は、どの選手も勝つこと、メダルをもらうことを目標にして、一生懸命練習し、努力を続けたことです。くじけそうになったことや、諦めそうになったこともあったと思いますが、そんな気持ちを乗り越えて、練習をし続けるという努力を続けたことです。素晴らしいとおもいました。
たにっこの「た」と同じですね。
二つ目は、負けて悔しくても、勝った人に悪口を言ったり、怒ったりしないで、勝った人におめでとうと言ったり、握手をしたり、ハグをしたりしていた人が多くいたことです。素晴らしいと思いました。
たにっこの「に」や「つ」と同じですね。
三つ目は、負けた人の多くが、「もうやめた」「自分にはもう無理」とは思わずに、「もっと練習して、もっと強くなりたいです。」「次は勝てるようにもっと頑張ります。」と、悔しがったり、悲しがったりするばかりではなくて、「もっとがんばりたい」などと、前を向いて次に進もうとしている人が多かったということです。
素晴らしいと思いました。
たにっこの「こ」と同じですね。
オリンピックに出る選手の人たちは、
人を大切にしたり、負けても諦めない強い心をもったりとそれぞれの競技の技だけではなく、優しさやたくましさといった心も育てて鍛えてきているんだなあと思いました。たにっこも「た」も「に」も「つ」も「こ」もそろった人なんだなあ。オリンピックに出る選手の人たちは、「たにっこ」と同じなんだなあと思いました。
この夏、オリンピックを見た人は、どんなことを思いながら観ましたか。
観なかった人は、私の話を聞いてどう思いましたか。
いろいろ考えてくれたら、うれしいです。
さあ、前期後半のスタートです。
みなさんは、どんなことをめあてに過ごしますか。一日一日「たにっこ」に近づくように過ごしてほしいです。