Ⅰ 学校経営の基本構想

 1.本校の教育目標

楽しく学び合い、共に伸びていく谷っ子の育成
(メタ認知を育て、自立した人間をめざす

2.具体目標
(1)めざす子ども像
「考え合う子供」 …自分と向き合い、深く考える子供
「想い合う子供」 …共感、協調の心をもち、他者とのつながりを大切にする子供
「鍛え合う子供」 …向上心をもち、自尊感情を高める子供

3.本校の教育課題・経営課題
(1)教育課題
○自己内省力の育成
〇人間関係調整力の育成
〇自己向上心の育成
(2)経営課題
○若年教員等の人材育成 →育てる=育つ=共に伸びる。
○危機管理意識の醸成 →不祥事<働きがい=やりがい+働きやすさ
○現場から始まる経営改善 →①気付く②動く③振り返る

4.学校経営の基本方針
合言葉は「カラフルワクワク」→まずは先生が楽しく仕事を!
(1)枠を外してアイデアを出す。
新しいアイデアを否定せずまずはやってみる。うまく行かなければみんなで改善
する。
(2)「担当だから」→「やってみたいから」への転換を
・先生達がまず「やりたい」と思える仕事を創る。それが子供の主体性を育てる。

学校経営の基本理念

Ⅱ 本年度の重点

 1.本年度の重点目標

めざす子供像を行動レベルまで具体化しよう。

〇 授業や学校行事、日常生活から見取り、よさを具体化して評価項目を作成する。
〇 評価項目に基づいて子供の姿を評価し、それを子供自身が評価できるようにする。

2.重点目標達成のための経営の重点及び具体的方策

(1)やってみたい!と思い続ける子供の育成
【教育活動の面から】
○見通し、活動、振り返りのサイクルを徹底し、自己評価力を伸ばす。
○子供が授業を進める学び方の定着→授業は教師と子供で創るもの
○「一単位時間45分」「3段階4分割」にとらわれない。
子供達が学校経営に参画する児童会や学校行事運営を推進する。

【組織運営の面から】
○教科担当制、課題別・習熟度別グループ編制を取り入れた授業を推進し、複数
の教員で学年経営を行う学年担当制への移行をめざす。(1年1組担任→1年
生担当)まずは交換授業から始めましょう。

【コミュニティスクールの面から】
○児童会と部伍会の連携を図り、子供達の主体的な地域活動への参画を促す。
(2)やってみたい!と思い続ける教員の育成

【教育活動の面から】
○先生達がやりたいことを行う校内研修
・前からやってるからはNG! めざす子供の姿の具体化が目的

【組織運営の面から】
○思いついた人がチームを集めて実行する「この指止まれ!プロジェクト」
○会議を減らし、小さい集まり(ミーティング)での意思決定プロセスを確立

【コミュニティスクールの面から】
○実働部会と校務運営部会の連携による、効率的な教育活動の充実

学校経営の基本理念