前期終業式
谷っ子のみなさんおはようございます。
今日は、「心の話」を少ししようと思います。
人のことを思いやるやさしい心は、ひとつやさしいことをすると、ひとつ大きく温かくなって成長するんだとわたしは思っています。やさしいことをするたびに、どんどん大きく温かくなって成長するんだと思います。
でも、反対の意地悪な心やつめたい心をうっかり使ってしまうと、せっかく育ったやさしい心は小さくなってしまいます。意地悪なことをすると、ひとつ、人を傷つける言葉を言えばまたひとつと小さくなってしまいます。
今日で前期が終わりますが、みなさんは、この前期の間に、学校で先生や友達と過ごす中で、自分のやさしい心を大きく育ててきましたね。
先生方は知っていますよ、あなたが元気がない友達にそっと「大丈夫。」と声をかけて寄り添っていたことを。知っていますよ。あなたが、友達に優しく計算の仕方を教え、できるようになったら自分のことのように喜んだことを。
知っていますよ。あなたが、泣いている1年生に寄り添って一緒に登校してくれたことを。
ほかにもみなさんがやさしい心を働かせた言葉や行動を、担任の先生は、たくさん見られていて、今日渡される「のびる子」で伝えてあります。前期に育てたあなたのやさしい心を振り返ってみてください。
やさしい心は、相手の心も温かくします。元気にします。力がわいてきます。
前期に私が、「あいさつをしましょう。」と呼びかけたことに答え、立ち止まっておじぎをしてあいさつをしたあなたも、名前を呼んで「校長先生おはようございます。」とあいさつしてくれたあなたも、あいさつに一言「いい天気ですね。いつもありがとうございます。」などと付け加えてくれたあなたもわたしへの優しさや素直さだと思っています。
きっと、あなたの優しい心は大きく育っていますよ。
大谷小学校のみなさんの朝のあいさつが広がってきました。上手になってきました。レベルアップしてきました。わたしはとてもうれしいです。心が温かくなりました。
後期もみなさんのやさしい心をもっともっと大きく育てて、大谷小学校がさらに温かい学校になるといいなあと思います。